にきび対策

10代?20代前半の思春期には、男女とも男性ホルモンの影響で皮脂を生成する組織が急激に発達するので、皮脂が脂っぽくなります。このようなときに洗顔が不十分だったり、化粧品やクリームなどの使用によって皮膚表面に余分な脂肪が残っていると、皮脂の通り道がふさがれ、にきびができやすくなります。
思春期のにきびは、顔にちらばった形でできますが、脂っぽい肌にできやすいとされ、季節的には春から夏にかけてが多いようです。思春期のにきびはすぐなおるものと考えられて治療が行われないことが多いですが、放置するとクレーター状の痕がが残る可能性もあります。

思春期のにきび対策としては、
1.きちんと洗顔する
2.皮膚に余計な刺激を加えない
3.寝不足を注意する
という3点があります。

洗顔は一日二回は洗って、毛穴をきれいにし、皮脂が出やすいようにします。思春期は特にスキンケアを重点的に行わなければいけない時期ともいえます。脂っぽい部分を中心に丁寧に洗顔し、清潔にすることを心がけましょう。
ただ、過度の洗顔による皮脂の取り過ぎはかえって刺激となって皮脂分泌を増加させることもあるので注意が必要です。乳液やクリームなどは、乾燥して肌がかさかさしている場合以外は控えたほうがよいでしょう。化粧水やノンオイルジェルなどで保湿するのが効果的です。
女性でファンデーションを塗る場合にはオイルフリータイプを選び、帰宅後はメーク落としですぐに落とすことが大切です。全体に油分の多い化粧品は避け、皮脂分泌をおさえる効果や殺菌効果のあるにきび用の化粧品を選ぶのがよいとされます。

また、顔をさわったり洗顔の際に、こすり過ぎないようにしましょう。外部からの皮膚への刺激には注意が必要です。指先で触れたりつぶしたりすると化膿したり痕が残りやすくなるので、触らないようにします。また化粧用具や伸ばした髪の毛など、皮膚に触れるものはいつも清潔に保ち、にきびの悪化を防ぎます。

また、睡眠は十分にとる必要があります。寝不足になると、皮膚は脂っぽくなり、毛穴に皮脂がたまり、にきびが出やすくなります。ストレスをためないようにリラックスを心がけ、規則正しい生活で体調を整えましょう。アルコール、喫煙も避けたほうがよいでしょう。
思春期は食べ盛りでもあるといえますが、なるべく糖質、脂質は控え、皮脂分泌をおさえる効果のあるビタミンB群を積極的にとるのがにきびの予防・悪化防止につながります。また便秘にならないように、食物繊維の多い野菜類を十分にとるようにします。

できてしまったにきびの治し方としては、軽症であれば、市販の治療薬で十分に効果があります。
多くの治療薬にはサリチル酸や過酸化ベンゾイルが含まれており、これらは細菌と毛穴の閉塞を抑える働きがあります。
中症以上になると、炎症を起こし、赤い部分が多数広がってしまいます。
そのような場合には皮膚科の病院へ相談したほうがいいでしょう。


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